メンサのオリエンテーション
メンサの集会には2種類存在する
まず、メンサの集会には2種類あり、『例会』と『オフ会』がある。
『例会』とはメンサ公認の集会であり、一部メンサから費用が負担される。
『オフ会』とはメンサ非公認ではあるが、同じ趣味をもった会員が集まる。メンサからの費用補助なし。
メンサの会員専用のwebページで公表されており、参加したい集会に『参加表明』をすれば参加できます。
ほとんどが『オフ会』ですが、申請して審査に通れば『例会』を開催することができます。
同じ趣味の集まりであれば『例会』より『オフ会』の方が気が楽かもしれませんね。もちろん参加費はかかります。
会場の雰囲気
今回はビルの会議室を借りていました。
少人数でしたので、小さな会議室でも十分です。
私は、初めての参加でしたので早めに到着しましたが、誰もいなく「会場を間違えたかな?」と思いながらも一度ビルをでて、しばらくブラブラすることに。歩きながら「どんな人たちが来るのだろう」と少し緊張しながら時間を待ちました。
時間15分前に会場に戻ると数名の方が待っていらっしゃいました。
かしこそうな方ばかりでしたが、思っていたよりも普通の方で話しやすく会話のキャッチボールがスムーズな印象を受けました。
やはり、会話の内容の理解が早い印象を受け、どんな内容の会話でも永遠とキャッチボールができるのではないかという印象が強いです。
私は会場入りするのが早かったので、次々来られる会員を一人一人観察していました。人間観察は大好きです。
堂々としている方もいれば、何かに恐縮している方も・・・。
ただ、1つ共通なのは悪い印象を受ける人は一人もいませんでした。
ほとんどの人が初対面なので、最初の会場の雰囲気は様子見ムードが強く、皆さんも少し緊張されているご様子でした。
オリエンテーション開始
オリエンテーションの内容は、『メンサの歴史』や『メンサ会員としての注意事項』『メンサの活動』についてが主であり、説明を聞き続けるだけでした。
説明内容を聞き続けるのはしんどいと思うかもしれませんが、説明する方ももちろんメンサ会員なので説明上手です。
非常に面白い説明で分かりやすく、退屈することなく時間が過ぎていきました。
オリエンテーションは儀式的なもので、説明が終わると『質疑応答』『自己紹介』と続きます。
『質疑応答』も的をえた質問が多く、少し討論となる場面もありましたが、メンサ自体のルールがまだグラデーションの状態であり、白黒はっきりしない部分があります。
質問の内容もメディア向け(メンサの名前を使って良いか)の質問が多く、使って良いギリギリのラインを探す会員さんが数名いらっしゃいました。
ハッキリ言えることは『MENSA』の看板を勝手に使ってはダメだよってことです。
商用に使うとアウトという事が分かりました。
私は、更に突っ込んで『MENSA』の看板を使うギリギリを個人的に聞きましたので、今後できるだけ活用していきたいと思います。
次に『自己紹介』・・・。これが一番緊張した。
私は特に紹介できるようなものがなく、適当に趣味の車を言いましたが、あまり車をいじる人は居なかったようで、反応薄でした。
やはり、海外旅行や数学などの知的な趣味の方が多く、はみ出た生き方をしてきた私とは少し違った印象を受けます。
なぜ自分がここにいるのか・・・。とも思いました。
採点間違いじゃ・・・。
次に時間があるとのことで『自己紹介の質問』会員同士で自己紹介の質問をします。
Aさん「海外旅行は何か国行きましたか?」
Bさん「50か国です。」
Aさん「50かぁ・・・。私は47です。」
・・・・・・・50も47もレベルが違います。47も国の名前が言えるのが凄いです。
えらいところに飛び込んでしまった感が否めません・・・。
こんな感じで質疑応答も終了。
さいごは推理ゲーム
ゲームの内容は口止めされているので言えませんが、計算しながら推理していくものです。
私は特に勉強が優秀だったわけではないので・・・。最初は解き方が分からずちんぷんかんぷんでした。
3人一組でチームを組んでやるのですが、皆さんの解き方を観察していると色々な解き方があるのが分かりました。
私は周りのチームとコミュニケーションをとり解く方法を思いつきましたが、私のチームの他2名が計算をし始めたので、しばらく様子見で。
計算に行き詰った時点で私が周りのチームとコミュニケーションを取りに行き、最終的には正解を導くことができました。
このゲームで思ったことは、同じ思考回路の人間が集まるよりも違った思考回路の人間が1人でもいれば正解に近づくこと。
やっぱり人は支えあって生きていくものなんですね。
オリエンテーション後
懇親会にも出席
オリエンテーションが終了し、懇親会(飲み会)にも出席しました。何名かは欠席しましたが、多数の方が参加されていました。
オリエンテーション時の硬い感じは一切なく、皆さんが自由にお話をされていました。職業も年齢もバラバラ。テレビや雑誌で活躍されている方も参加されており、色々話をすることができて刺激をもらっています。
私はFXをしているのですが、FXをしている方が意外と多く、私もFXの今後について色々質問を受けたため熱く語ってしまいました。
FXは世界情勢がカギとなりますので、その点について今後の予想についての質問が多かったです。
FXは運に左右されることも多々ありますので、確実な情報はお答えできませんでしたが、確実な投資の仕方などはお答えできたと思います。
さいごにはLINEやFacebookの交換も行い、最初の緊張が嘘のように盛り上がりました。
さいごに
メンサは思っていた以上に居心地の良いところでした。
自分のレベルに合わせて相手が会話してくれる。高いレベルの話から、何でもない日常会話まで話ができるので気兼ねなく話すことができます。
もし普段の会話であなたが相手に合わせていてストレスを感じているなら、メンサに入れば自分の会話に相手が合わせてくれるようになります。
また逆に相手の話を聞くことで知識が増え、今後の話のキャパが増えるのではないでしょうか?
正直、私は相手に合わせて会話をすることが多かったので今回の参加はとても有意義であったと感じています。
メンサに興味がある人や自分を試してみたい人は是非チャレンジしてみてください。世界が変わりますよ。
もし興味があれば過去記事も是非ご覧ください。